2005年3月分

音楽雑記帳

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3月15日(火) 読めるけど書けない漢字似、か?

ビートルズが一種の社会現象であった時代に、一時的に彼らの熱狂的ファンになる者が多かった世代があります。

その世代に属する姉に、後年ELO10ccを気に入ってもらえるかと思い聴いてもらったことがありました。

その頃には既にビートルズ熱はすっかり冷めていたにもかかわらず、「こういうのを聴くんならビートルズを聴いた方が良い」と言われたことを覚えています。(泣)

で、XTCの「APPLE VENUS VOLUME 1」を聴きましたところ、ビートルズっぽさが伝わってくるのでした。

かつてビートルズ・ファンの白人十代女性がコンサート会場で泣き叫ぶ映像を見て恐怖感を抱いたおさなごであった私は、その後何十年にもわたって彼らの楽曲を聴かされ続けてきました。

その結果、好きとか嫌いとか言うより、本家のほとんどの楽曲に聴き飽きてしまいました。

ですので逆にビートルズ風味のある他アーティストの楽曲の方が素直に楽しめるんです。

XTCの楽曲はELO10ccよりも複雑な和声進行等を用いたりして音楽として高度な作りなのに、「田舎のビートルズ」と呼ばれるstackridgeを連想させる曲調だったりもします。

ブリティッシュ・トラディショナル・フォークの流れもくんでいるからなんでしょうか。(よく分かっていない私)

一緒に口ずさめそうなポップな旋律が、このアルバムに収められているどの楽曲でも多用されています。

思わず二回続けて聴いてしまいました。

が、聴き終えるとなぜかどの楽曲の旋律も全然覚えていないのです。

単に聴く回数が足りないということなのか、それとも。

聴いている時はすごく気持ち良いのに聴き終わると即その余韻が消えてしまうので、すぐにまた聴いて快感を味わいたくなる、という音楽なのか。

これってぇ~、今回の表題よりもっとふさわしいのは、、、

彼らのグループ名と同じ呼び名のそれもあるらしいしぃ~、むしろ「お薬」に近いんじゃあないのか。(恐)

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3月10日(木) 作戦C、頓挫す

しょぼい音質で泣きをみた作戦A(アバ)の次は、Bをとばして作戦C(カーペンターズ)を敢行することに。

で、アマゾンに「CARPENTERS GOLD 35TH ANNIVERSARY EDITION」を発注しましたところ、数日前に届きました。

まずは検盤してみましたが、、、

おんや?

2枚組セットなのに、その1枚目が入ってないじゃんかよぉ~。

しかもCDのプラスチックケース上方にはタイトルが印字されたシールが貼ってあり、しっかりと封を閉じてあったにもかかわらずですよ。

話にならない不具合なのでさっそく交換の手続きを済ませまたことは言うまでもありません。

こんなミスって考えられますかね、不自然極まりないですな。

盗んだ犯人(と決め付ける)は、2枚とも抜くとケースの軽さでばれることを心配して1枚だけ抜いたのだ。(断定)

別のセットからもう1枚の方を抜き取り、しっかりとセットで頂いてるよ、絶対。

交換品が届いて不具合がないかどうかを確認するまでは絶対に返品しないぞ。(怒)

以前に当掲示板でアンディPさんからすすめられたXTCの「APPLE VENUS VOLUME 1」を、今回は忘れずに一緒に注文しましたぞよ。

そちらのCDには不具合がないのは良いのですが、、、

CDケースに封もなんにもしてないんす。

ケース開閉時のカチッ感もなんとなく弱いと思われるのは気のせいか。

これってまさか返品された商品を送りつけてきたんじゃあないよな。(汗)

こちらもまだ聴けてません。

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3月2日(水) みのさんに夢中

アマゾンのおすすめDVDの評価を調べていたところ、その作品よりもその作品と一緒に買われているというDVDの方に非常に興味をそそられてしまいました。

国内盤で値引きもまったくないので、先月隣県のタワーレコードへ行った時に購入しました。

発売されていることを私がまったく知らなかったその作品とは、渡辺香津美の「tribute to THE BOTTOM LINE N.Y. ONE for ALL」です。

なんだか地味な始まり方で、始めチョロチョロってな感じ。(嫌な予感)

4曲目に収録されている矢野顕子とのデュオ「WATER WAYS FLOW BACKYARD AGAIN」で感動指数が突然急上昇。

彼女はこの1曲のみに参加です。

で、その後ラリー・コリエルやマイク・マイニエリが順次登場して中パッパな展開に。

最後の方は全員そろって体感温度上昇的に盛り上がってますよん。

私の耳はというと終始一貫ミノ・シネルがパーカッション&ドラムで刻むリズムに釘付け。

こんなに面白い人とは知りませんでした。

が、輸入盤DVDの安価に慣れてしまった私にとって、この内容で三千五百円はちと高い。

パッケージのどこを見ても価格が表示されていないところをみると、売れ行きをみて廉価版として再発売するか、さもなきゃ廃盤かも。(苦笑)

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