2005年2月分

音楽雑記帳

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2月23日(水) 評価保留

あんのぉ~~~、、、

pat metheny groupの新作「THE WAY UP」を聴いたことは聴いたんですけど。

なんせタイトル曲1曲のみでその長さがボーナス・パートも収録された国内盤では72分5秒なんですよ。

しかもそのボーナス・パートに関してはライナーにこんなただし書きもありますし。

★☆★日本盤のみ、約4分間のボーナス・パートを特別収録!!

このボーナス・パートについては、通常の日本盤ボーナス・トラックのように、アルバムの最後が長くなっている/オリジナルのトラックリスティングの後に1曲追加されている、という形ではございません。約4分間のエクストラのパートが、アルバムの中に内包されているという形になります。そのため、”ここからここまでがボーナス・パート”的な表記が、難しくなっております。何卒ご了承下さい。

だってさ。

すんごいことすんなぁ、と感心。

1回聴いたくらいではあれこれ言えませんねぇ。

まあ聴き始めてすぐ耳についたのは、以前にpatのための楽曲を提供してくれたスティーブ・ライヒの影響を感じさせるミニマル的要素が含まれているところでしょうか。

もっともクレジットの最後に

Very special thanks
to Steve Reich
and Eberhard Weber.

とあるくらいですから当然か。

楽器、奏法的な新味で私が気付いたのは、エレピ系の音色を使っていることとpat初のスライド・ギターです。

pat自身が、リスナーも6~7回は聴かないと全体像をつかめないだろうと述べています。(汗)

これだけの長尺大作をそれだけの回数聴き終えるのはいつになるのか、、、

理想は、4月の来日公演を見て感動し、その後あの感動をもう一度、というノリで繰り返し聴き込むという流れでしょうが。

残念ながら私は来日コンサートには行けません。(悲)

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2月20日(日) 「林間楽」考

どうやら彼らは私が商業音楽の最新情報に接することができなくなるのを覚悟した上で田舎暮らしを始めた年にデビューしたらしい。

元来ほとんど小説を読まない私は移住後の一時期に村上龍&春樹、吉本ばななの小説群にはまっていたことがあった。

そんな折に吉本ばななのどの作品だったかで初めて知ったのが彼らArrested Developmentの存在であった。

私にとって強く印象に残るような記述だったのだろうが、どんな紹介のされ方だったかについてはまったく覚えていない。

試しに聴いてみる、という行動も起こさなかった。

今回彼らの最新作「AMONG THE TREES」を買うことにしたのは単にCD屋さんの店頭でさわりを試聴して気に入ったからだ。

昨日全編を通して聴いてみた。

第一印象での私の判断に誤りはなかったと確信できる内容であった。

商業音楽という範疇の中にもまだ彼らのような存在があることに「救い」を感じる、と言ったら誇張になってしまうのだろうか。(固っ)

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2月16日(水) 場末に響く天使の歌声

今年は正月早々ジェームス・テイラーのDVDでつまずいてしまった私でした。

んが、しかし、ぬはははっ

アマゾンですすめられ、かつお値段もお手頃、という上記DVDを買った時とまったく同じ理由でその後購入したもう1枚のDVDは大当たりでしたぁ~!

さあ、誰でしょう、誰でしょう。

言っておきますが、ウィーン少年合唱団じゃありませんよ。

連れ合いと私がともに好きだという条件を満たす数少ないアーティストの一人、クリストファー・クロスでやんす。

作品はというと、彼のライヴを収録したDVD「An evening with Christopher Crossになりますです。

事の起こりは数週間前のある晩。

寝るにゃーちょこっと早いんじゃあーないか、という中途半端な時間帯。

そうだ、買ったのに見てないDVDがあったっけ。

と思い出したのがこの作品でした。

全編を見る時間はないから、ということでよく知っている最後の3曲だけを見るつもりで再生開始。

演奏順にその3曲とは、「ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)」、「RIDE LIKE THE WIND」、「ALL RIGHT」です。

いざ彼の歌声を聴いた途端、夫婦そろって金縛り状態。

で二人とも、最初っから全部見なけりゃ気がすまない状態になってしまい、結局夜更かししてしまったのだとさ。

面食いの方にはおすすめできないものの、視覚的にも十分楽しめる内容だと思います。

欠点は、時折映し出される客席にただよう場末感にちょっと泣きがはいることくらいでしょうか。

彼のデビューアルバムしかもっていない私が言うのもなんですが、CDでベスト盤を買うくらいだったらこのDVDを買った方がお得感は高いんじゃないかなぁ。

拙サイト「お懐古さん」のコーナーに載せた、彼の初来日公演思い出話を未読の方はこちらもどうぞ。

*マイ新作購入情報*

2月9日に同日発売の音楽CD2作品を手に入れたのでおま

待ちに待ってたpat metheny groupの「THE WAY UP」。

っと店頭の試聴でGO!サインのArrested Developmentの「AMONG THE TREES」。

どちらもまだ聴いてないのでごわす(汗)

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2月11日(金) アバかれた失策A

最近ネタ切れ気味で引っ張り癖のついてしまった感じの私ですが、またアバです。

ウキウキ気分で下記「GOLD GREATEST HITS」を聴き始めた私は、いきなり我が耳を疑いました。

音がヨグナイ。(大汗)

ってゆぅ~かぁ~(古)、音質悪し。

なんか一枚膜が張ったようなスッキリしない音なんでやんす。

そういえばどこにもリマスターとは記されていなかったような、、、(泣)

拙劣な判断を後悔し、自責の念に苛まれつつ聴き続けている際に聞いた連れ合いの一言。

「昔っぽくていいんじゃない。」

傷口に塩をすり込む突き放し系フォローでさらに打ちのめされたのだった。

今後「昔アーティスト」のベスト盤を買う際には、リマスターされているかどうかの調査が必須だと強く心に刻んだ私でした。

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2月7日(月) 作戦A、アバずれ

アルファベット順にこだわったわけではないものの、ベスト盤第一弾として考えたのがアバの「GOLD GREATEST HITS」。

彼らの前身ってベッツイ&クリスビヨルン&ベニーなんすよね、確か。

そういえば彼らのベストはアナログ盤でも1枚買ったことがあり、CD時代になりかけた頃不要になったのでディスク・ユニオンに売りに行ったことがありましたっけ。

担当した店員さんがじっくり検盤した後に一言、「カビが生えてるんで100円です。」。

少なからずショックを受けた悲しい思い出です。(嘘)

今回CDのベスト盤を買うに当たって、最初は輸入盤にするつもりでした。

が、アマゾンのレヴューで、値段が少々高い国内盤には10曲入りボーナスCDが付いていることを知りました。

で、その昔バイリンギャル(死語)だった知人に、「アバの英語の発音って、なまってて変よね」、と言われてもその違いが聞き分けられなかった(泣)英語に不自由な私は、この際歌詞カードも必要だろ、という結論に達しました。

そして、輸入盤から国内盤に選択が「ずれ」た結果の標題であります。(苦)

本日アマゾンからCDが届いて、傷がないかどうかとの検盤をたった今終えたところの私です。

ブックレットに載っている彼らの写真をふと見ると、、、

着るものなんか何でもいいという無頓着な私でも、彼ら(か、もしいたのならのスタイリスト)のファッション・センスは凄いとこいっちゃってると感じざるを得ません。(汗)

彼らの音楽は好きでもDVDでの鑑賞はちょっとご遠慮申し上げたく、、、

という私は彼らの真正(?)ファンではないことは確かです。

いけねっ、XTCのCDを一緒に頼むの忘れちゃってた。(大汗)

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