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犬の認知症

No.206(2016.12.22)


我家の飼い犬パルの老化現象については1年以上前から折をみて当コーナーに載せてきました。

初めて目にする異常行動が犬の認知症による症状であると知ったのは獣医さんに診てもらった時でした。

特に印象に残っているのは、犬が眠っている際に前足をバタバタと走っている時のように動かす仕草です。

犬の認知症に関してまったく無知だった私は、走ることが好きな犬なので夢の中でも走っているのだろうと安易に考えていました。

それが認知症の兆しで、一種の発作のようなものだと教わり、正しい知識なしに素人判断することの危うさを思い知らされました。

この1年少しずつ足が弱っていったパルは先月の初めから寝たきりになりました。

発作をおさえるために3種類の薬を服用しているものの食欲はあるので、身体を支えながらシリコン製のスプーンでドッグフードを口までもっていき食べさせています。

床ずれ防止マットの上に寝かせ、オムツも利用しています。

この状態になるまでには段階的な変化があったわけですが、世話に時間を取られている現状ではそれを詳述する余裕がありません。

今回犬の認知症についてインターネットでも調べたところ、ほとんど同じ内容のブログばかりが沢山あることに驚きました。

どれがオリジナルなのかは不明ながら、ほとんどのものが見た目は似たり寄ったりな上に広告バナー付きの残念な出来栄え。

今後心身ともに余裕ができたら、犬の認知症の一つの症例としてパルのケースをまとめてみたい、と今は思っています。

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