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枕を替える、その前に

No.198(2015.01.25)


人生の三分の一から四分の一程の間は眠っていることから、睡眠の質が心身に及ぼす影響は大きいと認めざるを得ないところです。

寝具の良し悪しが睡眠に関係すると考えるのも不自然ではないと思います。

中でも身体の最重要部分の一つである頭部を睡眠中に支える枕にこだわる人達が多いことにも納得がいきますね。

連れ合いは割と早くから色々な枕を試しては替え、を繰り返し、ようやくオーダーメイドの枕に落ち着いています。

私は今までまったく枕には関心がなく、プラスチック製のパイプを小さくカットした形状のものが充填されているものを永く使い続けています。

ひと月くらい前のこと、原因が思い当たらないのに肩や首が凝る、という状態が数日続きました。

今まではなかった、朝目覚めてすぐ凝りを感じるという症状から、そろそろ私ももっと良い枕に替えるべきなのかもしれない、と考えました。

が、もしやこれも最近実感することが多くなった加齢による身体変化のせいかも、と何気なく推察しました。

早速ネットで、「肩凝り」、「筋力低下」で検索してみました。

私の予想が的中し、筋力低下により肩や首が凝ることは加齢に因らずとも頻発しているようでした。

凝り解消の体操を紹介するサイトへのリンクがあったので、その中の一つを実践してみたところ、なんとその場で即座に凝りが消えてしまいました。

あまりにも分かりやすい自分の身体に思わず苦笑してしまいました。

それ以来、その体操は今までの体調維持メニューに加わり日課となっています。

原因は自分の外にあるという左脳思考ではなく、原因は自分にあるという右脳思考をして正解でした。(古いか?)

結果として今までの枕を使ったままで問題解決しました。

それにしても加齢に抗して身体を維持するためには、関節をほぐし、ストレッチをし、筋力を維持し、と日々の努力が不可欠なようです。

まあ、今後も随時メニューを増やして継続していけば身体の方は何とかなりそうに感じていますが。

それはそうとお前の頭は大丈夫か、という声が聞こえた気がします。(それこそ大丈夫か)

ボケ防止等、頭の方の対策はまた別の機会に考えることとしましょう。


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