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私的インターネット経歴 (4)

No.174(2009.03.04)


ネットの利用を始めて以降、楽しかったことばかりではありませんでした。

現実世界同様、嫌ぁ~な思いをしたことも時々ありましたっけ。

そんな中でも一番強く印象に残っている出来事から始めましょう。

音楽関係のサイトを閲覧しながらリンクをたどっていったところ、ある題材について特定された某掲示板をみつけました。

読んでみると常連さんは5人くらいだったでしょうか、内容は題材に関してかなり詳しく、かつマニアックなものも多々書き込まれていました。

題材に関する興味はあるものの、知識に乏しい私は、新参者として仲間に入れてもらい、色々と教えてもらおうと思ったので自己紹介も含めた書き込みをしました。

翌日再訪してみると、私の書き込みの後に何件も書き込まれているにもかかわらず、私の書き込みに対しては全員一切無視。(当時冷汗)

今思えばネチケット違反ともとれないことはない私の行為でしたが、それに対する注意喚起やたしなめは皆無。

書き込まれている内容に似つかない陰湿な仕打ちに凹んだ私は、その後初見の掲示板には書き込まないことを徹底しました。

記憶ではそんな経験から数ヵ月経ったころに「ROM3ヶ月」という言葉を新聞か雑誌で知りました。

意味は、ある掲示板に書き込もうと思うのであれば、その前に3ヶ月間くらいは読むこと(Read Only Member)に徹して、そこの空気(嫌な言葉)を読みなさい。

というような注意事項を表わす表現だったのです。

島国根性」、「村社会」という言葉が脳裏を過ぎりますわな。(苦笑)

掲示板の敷居を高くしたいのなら、会員制にしてパスワードを使うなり、初書き込みに当たっての注意事項を記載するなりして欲しいところですね、私としては。

誰でも自由に閲覧できる状態で、特定少数のメンバーのみが大勢の読み手を意識しつつ、豊富な知識を競い合う。

何だか私の感性では理解困難な世界です。(苦笑)

SNSが登場してくれたことにより、そういった意地悪な特殊な掲示板がそちらに移行しているとしたら、ネット内の健全化が推進されているということであって、私は嬉しい。(笑)


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