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マクロビオティックとの出会い (10)

No.44(2001.03.24)


それまで我家ではごく一般的なテレビで宣伝している調味料などを使っていました。

まず最初に私は、命令口調の私に連れ合いが呆れるなか、それらの大改革を断行しました。

塩を専売公社(当時)のイオン交換樹脂で濾過したサラサラの化学塩から「にがり」も含んだ自然塩にしました。

料理のかくし味に用いていた砂糖類は完全に処分させ、家の中から「糖」と名の付くものは一切なくなりました。

醤油と味噌は、国内産無農薬無化学肥料で栽培された原料を古式製法で加工したものにしました。
酢もほぼそれに準じます。

マヨーネーズ、ソース、ケチャップは使わないことにしました。

もちろん化学調味料入りの「だしの素」も使うのをやめました。

調味料ではありませんが、食用油も、怪しい原材料を使って薬物抽出法で作った大企業の製品の使用を取り止め、古式圧搾法でしぼって作られたごま油と菜種油にしました。

この時に使うのをやめた調味料のうち使いかけのものは廃棄しましたが、ストックしていた分は捨てるのがもったいないと思ったのでお隣さんに差し上げました。

とても喜んでくださったのですが、こちらは二人ともなにか後ろめたさを感じてしまいました。

新たに使うようになった調味料などは、まず普通のスーパーマーケットでは扱っていないので、これを機に自然食品店との付き合いが始まりました。

以上、今考えてもかなり過激に行動していましたが、まだまだ改変はこれだけではありませんでした。


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