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食べ物による身体の反応 (4)

No.30(2000.11.20)


魚を食べると足にくる、と聞いたことはありました。
いわゆる「貧乏ゆすり」などがそれにあたるとのことでした。

しかし私自身はそれとは少し違う体験をしました。

ある年の年末近くに近所の方から体調15センチくらいで名前を知らない魚の丸干しをいただきました。

その頃は時々アジ、イワシなどの刺し身は食べていましたが焼き魚はとっていませんでした。

ですので、これは珍しいと調子にのって4尾くらい食べてしまいました。

するとその後暮れも押し迫った時期に風邪をひいて寝込んでしまいました。

当時も今も2年に1回くらいの割合で風邪をひきますが、インフルエンザでないかぎり一晩か二晩で熱は下がって治ってしまいます。

この時も足、特に膝から下の部分に汗をかいて、すぐに熱は下がりました。

びっくりしたのはなんとその汗から食べた丸干しの臭いがしたことでした。

どうやら魚の酸化した脂が風邪をひいた一因だったようで、魚は野菜以上に鮮度が重要だと再認識させられる体験でした。

今でもたまに干物をいただいた時には食べていますが、焼く前に臭いをかいで新鮮かどうかを見極めるようにしています。


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