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初めて刺された虫 (3)

No.17(2000.01.09)


今回は都会でもお馴染みのダニの登場です。

嫌われ者のダニですが、私は田舎に住むまで実物を見たことがありませんでした。

ダニとの初対面は、血を吸ってパンパンに膨れて小豆の様になって飼い犬に食い付いていたそれとのものでした。

そんなダニは見付けるとすぐに潰してしまったので、そのままにしておくと最後にどうなったのかは未だに分かりません。
血を吸う前は直径2~3ミリの円形ですごく薄い形をしていたのでその変化には驚いたものでした。

おそらく犬から私に移ったのでしょう。そのダニに下腹部右側の柔らかい部分を食われてしまいました。どうもダニは柔肌がお好みなようです。

何となく痒かったので見るとダニが食い付いていたのですぐにつかまえて潰しました。血を吸われる前だったので少し痒みが残った程度ですみました。

ダニにはかなり多くの種類がいるようですが私が遭遇したのはこれ以外に2種類でした。

一つは直径が1ミリ以下の小さいもので、山の中の日陰で湿ったところなどにまとまっています。

これは性質が悪く食われると風呂に入っても取れないと近所の人に聞かされました。

それからは薬嫌いの私もそのような場所に行く時はスプレー式殺虫剤を膝から下にかけるように注意しましたので食われないですみました。

もう一つは地元の人が「シシ(獅子?)ダニ」と呼んでいた直径1センチくらいもある大物です。

このダニは山から帰ってきた時にズボンに付いていて驚かされました。

こんな大きなダニですから、もし血を吸ったらピンポン玉くらいの大きさになるのでしょうか。


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