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安物買いの国失い

No.56(2005.06.05)


表題からお察しの方もいらっしゃるでしょうが、今回は飛び切りの大風呂敷であることをあらかじめお断わりしておきます。(苦笑)

皆様はインターネットに何を期待し、どう活用されていますか。

一般的には日常生活における色々な局面での利便性の追求でしょう。

私の場合は、マスコミが絶対報じることのできない情報を(その真偽はともかくとして)入手できる点に一番恩恵を感じています。

もっとも結果としてはこの国に対して絶望的な気持ちしかもてなくなってしまいましたが。(悲)

不法入国滞在外国人だけでなく合法売国人が増加の一途をたどるスパイ天国なこの国は、既に土台から腐り始めていると考えるようにさえなりました。

それら危ない裏情報を知ることができるサイトの紹介コーナーを拙サイト内に新設したい気持ちが高ぶるものの、その都度恐怖心が上まわってしまいなかなか実行に移せない小心者の私です。(苦笑)

激励、要望メールをお待ちしております。(笑)

そもそも安物とは単に売り値が安い商品ではなく、安かろう悪かろうという粗悪品のことでした。

私は既にこの国では安物を買う買わないという選択ができる時期はとっくに過ぎ去ったと考えます。

もはやスーパーマーケットが個人商店を完全に壊滅し終えつつあるからです。

生鮮食料品を除く「食」も「衣」も、ほとんど全部の品物が工業製品になりました。

ですから田舎の庶民が日常的に買い物しているのはどこのスーパーで買おうが本質的な意味における安物です。(強引か)

地球規模の自由貿易とやらのお陰もあって、安物でもそこそこの品質を保ってはいますが。

要するにこれまでの国民の消費行動の節操のなさの成れの果てとも言えるわけで、私自身も思い当たる節が多々有り反省しております。

新しい形での個人商店の復活というか勃興なんて今からできますかねぇ。

私には気付いた時には遅かったとしか思えませんが。

今現在のこの国における商品比較の尺度として、「価格」以外には「最新技術」しかないのも何だか血迷ってて哀しくなります。

貨幣制度に疲弊したためか今回は悲観的内容で終始してしまいました。(失敬)

注記:裏情報に疎い方には意味不明な文脈になってしまってます。


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